〇住まいの正しい建てどき
今回は、住まいの建てどきについてご説明します。
ⅰ)いつがいいの?
結論からお伝えします。
それは今です。
ただ、この中にも大きなポイントが2つあります。
・一般的な建てどき
・あなたの建てどき
この2つが重なる瞬間が正しい建てどきです。
では、1つずつご説明します。
①一般的な建てどき
一般的な建てどき=お得に家を建てられるとき
同じ家を建てようとしても、時期によって差が出ます。
例えば、5年前に家を建てた人と全く同じ家を
同じ金額で建てたいと思ってもできません。
大きな理由が消費税が増税したためです。
その他にも理由は様々ありますが、これからも関わってくるのが、
金利上昇・建築費上昇(人件費・建築資材高騰)です。
まずは、金利についてご説明します。
現在、金利は史上最低金利といわれるほど低くなっています。
特にここ数年は1%を割っているため、支払っている利息より
住宅ローン減税※で控除される金額の方が大きくなってしまう、
いわゆる逆ザヤが起きていました。
※住宅ローン減税に関しては別のコラムでご説明します。
しかし、2022年4月より住宅ローン減税が見直され、控除金額が
減少したのと同時に、金利も少しずつ上昇傾向になっています。
では金利が上がるとどのくらい支払いに影響があるのでしょう。
(ケース1) (ケース2)
借入金額:2,500万円 借入金額:2,500万円
返済期間:35年 返済期間:35年
金利:1% 金利:2%
この場合で比較してみましょう。
ケース1の場合 ケース2の場合
月々支払:約7万円 月々支払:約8.2万円
支払総額:約2,963万円 支払総額:約3,478万円
金利が1%変われば、1.2万円/月
支払総額で約515万円変わります。
たったの1%でこんなに差ができます。
次に、建築費の上昇(人件費・建築資材の高騰)
についてご説明します。
皆様、「ウッドショック」という言葉耳にしたことはありませんか。
コロナウイルスの影響で、木材が不足・高騰し、
職人の不足による人件費の高騰で建築費が年々上昇しています。
5年間で約30坪の建物が450万円以上値上がりしています。
建築費の上昇はいつまで続くかはわかりませんが、
今も上昇し続けています。
一般的な建てどきは、これからの金利・建築費の上昇を考え、
値上がりをする前に購入するのがお得に家を建てられるときです。
②あなたの建てどき
・子供ができて手狭になった
・〇〇(地域)に住みたい
・転勤があったが単身赴任することを決めた
・家賃の支払いがもったいない
これは、皆様のライフスタイルによって異なりますが、
住まいを考えてみようかなと思った時が建てどきです。
例えば、今はまだ早いから3年後にしようと考えた場合、
3年間で100万円ためることができたとしても、
支払わなくてもいいはずだった家賃が6.5万円を3年間支払い240万円、
金利上昇・建築費上昇が続けば、数百万円の損をしてしまうかもしれません。
冒頭でも申し上げましたが、いつがいいの?というご質問には
ほとんどの場合、今とお答えします。
それでもやはりご不安は残ると思います。
人生最大の買い物ですからね。
だからこそ、一度住宅のプロにご相談ください。
それがルルーディアセレクトを選んでいただけるのであれば、
全力でお手伝い致します。